金浦金米
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5000年の伝統を誇る金浦金米
古くから王室に献上された献上米であったほど良質な、5,000年の伝統を誇るお米。漢江周辺の肥沃な土壌に恵まれた広い平野で栽培され、小粒で透明感や光沢があり、心白粒が発生しないのが特徴。金浦市はかつて「鈴浦賢」という地名であったが、朝鮮王朝時代の地理書『東国輿地勝覧』には「北部は漢江の下流に臨み、土地が平たく肥沃で民が住みやすい所」と記録されており、金浦市が昔から農耕に適した肥沃な土壌に恵まれた穀倉地帯であったことを知ることができる。
金浦米の長所
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漢江と西海岸に近い半島特有の気候により、秋には昼と夜の気温の差が激しく、稲の登熟期の温度条件が最適で良質の米が収穫できる。
- 稲の登熟期の最適温度:21~23℃ → 金浦市の平均気温:22.0℃
- 稲の登熟期の最適な日較差:6~10℃ → 金浦市の日較差:10.1℃
- きれいな水のみを農業用水として使用
- 河海混成沖積土壌の肥沃な土壌
※河海混成沖積土壌:運積土の一種。上流地域から河流によって運搬された土砂が、下流でおこった氾濫によって堆積されたもの。河川の営力によって生成された沖積土を特に「水積土」と呼ぶ。沖積土には上流地域の風化物である砂利、砂、泥、粘土などが混じっており、これによって形成された沖積平野は農耕地として好適な条件を備えている。
「金浦金米」、地理的表示認証を取得
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地理的表示(GI)保護制度とは?
- 農産物や加工品の高い品質や評価、その他の特性が、気候・風土・土壌など産地の特性と結びついている場合、その名称をその地の特産物であるとして表示する制度
- 登録日:2011年7月11日
- 登録番号:第79号
- 登録者:(社)金浦金米サラン会
- 登録名:金浦米
- 期待できる効果
- 金浦米の高い品質と評価を国家が認めたことを表し、ブランドの認知度を高める効果がある。
- 金浦米の品質や安全性における消費者の信頼を確保できる。
おいしい「金浦金米」は、このように生産されます。
- 「秋晴れ」や「コシヒカリ」などおいしく良質の品種のみを生産します。
- 肥料は適切に使用し、きれいな水と肥沃な土壌で栽培します。
米の販売店
店名 | 連絡先 | 所在地 |
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泉峴精米所 | 983-5960 | 雲陽洞 |
ケウルン農夫営農法人 | 996-4477 | 大串面松麻里 |
第一営農 | 988-3300 | 霞城面石灘里 |
金浦金米営農組合法人 | 988-9914 | 通津邑道沙里 |
新金浦農協RPC | 986-7869 | 陽村邑陽谷里 |